

原発事故を経験したZ世代がエネルギー問題のリアルに挑む姿を追ったドキュメンタリー映画
東日本大震災と福島原発事故の教訓は、今日の社会に生きているのか?
『みちのく電記』は、12歳の時に原発事故を経験した福島・郡山出身の若者を追ったドキュメンタリー。気候変動に拍車をかける石炭火力やパーム油発電から地域コミュニティを脅かすメガソーラー、日本がグローバルサウスで関与する化石燃料事業、そして身近なエネルギー貧困まで、東北と世界のエネルギーをめぐる社会構造の矛盾と向き合い行動するZ世代の姿を、2021年春から2年半にわたって記録した。『みちのく電記』2024年 | 83分 | 日本 | 16:9 | カラー | ドキュメンタリー
上映情報
2026年9月4日(金)〜10日(木) フォーラム福島
2025年
7月10日(木) 【東京】上智大学四谷キャンパス
7月20日(日) 【東京・台東区】SOOO Dramatic!
10月25日(土) 【宮城】仙台市市民活動サポートセンター
12月6日(土) 【宮城】多賀城市市民活動サポートセンター
12月21日(日)【宮城】吉野作造記念館
2026年
2月8日(日)【大阪】ワン・ワールド・フェスティバル 梅田スカイビル
2月21日(土) 14:00【宮城】せんだいメディアテーク スタジオシアター
3月6日(金) 19:00【神奈川・鎌倉】カフェ エチカ
3月7日(土)15:00 / 18:00【神奈川・鎌倉】 まちの灯り 映画館(カフェ)
3月11日(水)18:30【東京・目黒区】Fabric KK. Regen Studio
3月20日(金・祝) 13:30【宮城】気仙沼市民福祉センター やすらぎ 多目的ホール
4月29日(水・祝)10:15【宮城】女川町まちなか交流館大ホール
6月20日(土)17:00【福島・浪江】STUDIO B-6
6月21日(日)13:30【宮城・仙台】朝市センター保育園
6月23日(火)18:00【神奈川】おだわら市民交流センター UMECO 予約・申込み
8月5日(水)10:30【東京・渋谷区】婦選会館 申し込み(脱原発1日セミナー)
9月13日(日)9:30【宮城】トークネットホール仙台
自主上映会 募集中
映画、上映会に関するお問合せ:『みちのく電記』上映会実行委員会 michinokudenki@gmail.com チラシ





宮城の発電所めぐり x 原発事故の経験
12歳の時に経験した原発事故をめぐる社会の矛盾に疑問を抱いていた福島・郡山出身の大学生、鴫原(しぎはら)宏一朗は、世界の若者たちに広がった気候運動「Fridays for Future」に参加し、仙台で授業ストライキを行う。原発事故後、宮城県内では気候変動に拍車をかける石炭火力やパーム油発電、森林を伐採し土砂災害のリスクを高めるメガソーラーなどの計画が進んだ。カメラは鴫原と現場で研究者や住民の声に耳を傾けながら事業の実態に迫り、津波被災地で取り組まれてきた市民出資の太陽光発電に希望を見出す。




グローバルサウスとのつながり x 仙台のエネルギー貧困対策
バングラデシュからのメッセージをきっかけに、日本が現地で進める石炭火力事業の実態を知った鴫原たちは、グローバルサウスの若者たちと連携し、エジプトで開かれた国連の気候変動対策の会議「COP27」にも参加する。また日本国内の電気代高騰を受けて、地元仙台ではエネルギー貧困対策の食料支援活動に奔走する。地球規模の課題と身近な暮らしを結びつけ、誰も取り残さない社会を目指す一人の若者の成長と、社会変化の兆しが映し出される。

監督メッセージ
コロナ禍を機に社会構造そのものについての関心を深めていた私は、パーム油発電について調べる中で鴫原さんと出会いました。エネルギー問題を理路整然と解説し、情熱を内に秘めながら仲間を牽引する彼の姿を見て、彼こそムーブメントの主人公だと直感しました。私自身が忘れていた、知らなかった、また無関心だった原発事故後の東北そしてグローバルサウスにおける電力をめぐる状況を彼らとたどることで、すべてが私たちの社会のあり方に直結しているのだと、自分の認識もクリアになっていきました。Z世代の社会運動の記録としてだけでなく、今私たちが生きる世界の構造について立ち止まり改めて考えるきっかけとして、本作をご覧頂ければ幸いです。
出演・製作者

出演
鴫原宏一朗
1998年、福島・郡山生まれ。東北大学大学院農学研究科博士課程で農業経済学を専攻。仙台を拠点に、NPOなどで労働・貧困問題、気候変動問題、グローバルサウスの環境破壊の問題に取り組む。特定非営利活動法人POSSEの理事・仙台支部代表、Fridays for Future Sendai代表を務めるほか、仙台けやきユニオン、フードバンク仙台で活動。

監督・撮影・編集・製作
岩崎祐
ドキュメンタリーを主に手がける東京出身の映像作家。東京で暮らすエチオピア人難民申請者の奮闘を取材した短編『かぞくの証明』(19)がドイツのニッポン・コネクションに選出。旧ユーゴ出身の無国籍者を追った『彷徨』(21)が札幌国際短編映画祭でジャパン・プレミア・アワードを受賞。佐渡島北端の集落の暮らしを記録した共同監督作『北鵜島』(24)がドックス・アイルランドに選出された。

共同製作・追加撮影
ロジャー・スミス
アメリカ出身の環境NGOコンサルタント、ドキュメンタリー製作者。大学時代に交換留学で来日。環境保護団体でコネチカット州を拠点に気候変動対策や再生可能エネルギー促進を推進する活動を経て、東日本大震災の復興と地域脱炭素の推進に関心を持ち再度来日。2014年から3年間、松島町国際交流員を、2017年には松島町観光親善大使を務めた。松島在住。
製作:一粒舎
製作協力:マイティー・アース
©️一粒舎













